こんにちは!美しい地球を子どもたち、その先の未来へ残したいと願うライターのMitoです。今日は使用済みクリアホルダーを再生して作られたクリアホルダーをご紹介します!!
概要
事務用品として欠かせないクリアホルダー。しかし、何度か使った後は廃棄されてしまい、消耗品になることが多いですよね。国内でもクリアホルダーの販売数がトップクラスのアスクルは、捨てられてしまうのが「もったいない」という想いから、使用済みクリアホルダーを回収。再生したプラスチックの粒がとてもキレイだったことから、試行錯誤の上に商品化!クリアホルダーからアップサイクルしたクリアホルダーが生まれたのです(詳細ページより作成、画像引用)。
特徴
クリアホルダーは単一素材、ほぼ同一形状であることから資源循環に適したプラスチック製品であると着目!回収した使用済みクリアホルダーは、分別事業者により、透明、色・柄・文字入りの2種類に分別され、再生原料製造事業者に運ばれて、溶解、再生ペレット化されます。この再生ペレットの品質が製品化する上での条件をクリアしていたことから、実現されました。
制作元のリヒトラブは、ファイルメーカーとして有名ですが、ポストコンシューマー材を使用した製品はこれが初の取り組み。「その製品の成り立ちがユーザー様にとって非常にわかりやすく、とても魅力的な製品である」「SDGsや環境問題を考えるきっかけになる」ことから、この構想に賛同したそうです。
・サイズ A4 縦310×横220mm
・厚さ 0.2mm
・カラー クリア(透明・半透明)系
※リサイクル材料を使用している為、色味のバラつき、黒点や凹凸、特有のにおいがする場合があります
・原産国 ベトナム
・再生材混合率 ポストコンシューマ材100%使用(※添加剤を除く)
アスクル資源循環プラットホームによると
2021年1月から2025年2月までの使用済みクリアホルダーの回収実績は
一般的な透明のクリアホルダー 199トン
※うち、2021年1月~2022年3月は環境省「令和2年度脱炭素社会を支えるプラスチック 等資源循環システム構築実証事業」としての回収実績です。
https://www.askul.co.jp/kaisya/shigen/articles/00127.html
関連リンク
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用語解説「水平リサイクル」
使用済みの製品が資源となり、また同じ製品として生まれ変わるリサイクルシステム