a_戦略

東京都 「未来の東京」戦略(2021年3月)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/choki-plan/

サマリ(環境関連部分)

1. 危機を乗り越え、「未来の東京」を切り拓く

  • 未来の東京を作るために、コロナからの回復を持続可能な生活を実現する観点にまで広げた「サステナブル・リカバリー(持続可能な回復)」を進めていく。
  • 自然を感じられる都市、徒歩圏内で生活できる人を中心に据えた都市など、環境負荷低減と経済成長が両立する都市づくりを進めていく。
  • 環境への取組を「コスト」ではなく「投資」と捉え、官民を挙げてグリーンシフトを推進する。グリーンファイナンス市場の創設をはじめ、脱炭素に向けた取組で世界をリードし、成長産業と新サービスを育成していく。
  • 主要プロジェクトは「東京ベイeSGプロジェクト」「ゼロエミッション東京・水素社会実現プロジェクト」「「みんなの居場所」創出プロジェクト」「人中心の歩きやすいまちづくりプロジェクト」「緑溢れる東京プロジェクト」

2. 我々が目指す2040年代の20の「ビジョン」

ビジョン10 まちづくり

  • (抜粋)インフラや建築物の更新で、人が集い、憩う空間を創出する(成熟した都市として高度な機能更新を図る中で、公共空間や公開空地、使わなくなった施設などを有効活用し、誰もが憩い楽しめる緑豊かな歩行者中心の空中回廊に再生するなど、新たな活用とあわせて、オープンスペースにおける緑や水辺などを充実させ、人がまち歩きや自転車利用を楽しみ、様々な場所で集い憩える、魅力あるウォーカブルな東京を実現する。)

ビジョン12 スマート東京

  • (抜粋)人間中心の社会「Society 5.0」がもたらす超スマート社会(「Society 5.0」では、行政や民間企業、個人が持つデータが最適な保護の下に共有・利活用され、そのデータを用いてあらゆる産業や生活の場面で最先端技術を活用した様々なサービスが提供され、「便利さ」の享受のみならず、自然との共生や人間らしい幸せな暮らしの実現につながっていく。)

ビジョン16 水と緑

  • (抜粋)東京の緑保全の取組は道半ばだが、都民の保全に対する意識は高い(都市化の過程の中で喪失した緑も、近年では、都市開発の機会を捉えた緑地の確保や公園・緑地の整備などにより、回復してきている。しかし、屋敷林や畑、雑木林などの私有地の緑は都市化の影響や相続などにより減少を続けており、全体としては緑の減少に歯止めがかかっておらず、緑保全の取組は道半ばである。一方で、人々は、東京全体に広がる緑を後世に残し、伝える取組を進めることに関心を高めており、自ら行動し、親水公園や里山の緑の保全、水辺をよみがえらせる活動などが多く行われるようになっている。こうした活動は、東京の水と緑を守っていく取組を進めていく上で、大きな推進力として期待されている。
  • (抜粋)緑を確保し、魅力ある都市空間を形成する
  • (抜粋)木陰や水辺は、気候変動による猛暑をやわらげ、まちに涼しさをもたらす
  • (抜粋)外濠や河川、運河などの水辺空間を生かした魅力ある都市の顔づくりを進める

ビジョン17 ゼロエミッション東京

  • (抜粋)(2050年までに「ゼロエミッション東京」を実現(2019年、都は、2050年までに、世界のCO2排出量実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」の実現を宣言して、ビジョンと具体的な取組等をまとめた「ゼロエミッション東京戦略」を策定し、2020年には「気候非常事態を超えて行動を加速する宣言具体的な取組等をまとめた「ゼロエミッション東京戦略」を策定し、2020年には「気候非常事態を超えて行動を加速する宣言(Climate Emergency Declaration : TIME TO ACT)」を表明した。また、本年1月には、温室効果ガスの削減目標を2030年までに2000年比で50%削減するための「2030・カーボンハーフスタイル」を提起する等、気候変動への取組をこれまで以上に深化させていく)
  • (抜粋)東京が環境先進都市として世界をリードしていく(今後、都は、「サステナブル・リカバリー」をキーワードに、ライフスタイル、社会システムの転換といった意識や制度の変革を促すとともに、環境と経済を両立させるという新たな視点に立って、グリーン投資を積極的に呼び込み、イノベーションによる最先端技術の社会実装を進めるなど、あらゆる施策を総動員し、「ゼロエミッション東京」の実現を目指していく。都が先導的な取組を進め、環境先進都市として世界のショーケースとなるよう、気候変動に対する世界的なムーブメントを起こし、世界全体のゼロエミッションに貢献していく。)

3. 2030年に向けた20+1の「戦略」と122の「推進プロジェクト」

戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略

  • (抜粋)10. 次世代に引き継ぐ東京の未来の森プロジェクト(森づくりへの気運を醸成し、適切な森林整備や全国と共同した木材利用の促進、多摩産材の高付加価値化等を通じて、林業の産業力を強化し、100年先も持続可能な森林サイクルを実現)

戦略13 水と緑溢れる東京戦略

戦略14 ゼロエミッション東京戦略(水素社会実現プロジェクト、ゼロエミッションエナジープロジェクト、ゼロエミッションモビリティプロジェクト、持続可能な資源利用推進プロジェクト、気候変動適応推進プロジェクト)

戦略17 多摩・島しょ振興戦略

  • (抜粋)11. 多摩・島しょにおける自然の保全・共生
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

検索

アーカイブ

カテゴリ